寒さが体に与える影響
昨日は東京では11月では観測史上初の積雪があったり、とても寒い1日でしたね
この「寒さ」は健康に大きな影響を与えていることはご存知でしょうか?
上のグラフは日本人の主な死因である「がん・腫瘍」と「心疾患」「脳血管疾患」の
死亡者数を月別にまとめたデータです。
「がん・腫瘍」による死亡者数は年間を通してほぼ一定ですが
「心疾患」「脳血管疾患」は冬場の寒い時期に増加しているのがわかります。
また、浴槽での溺死・溺水も同様に冬場に増加しています。
これらは寒さによる血圧の上昇・低下が影響していると考えられます。
暖房のある暖かい居間から寒い廊下、脱衣所へ行き衣服を脱ぐ。
そして熱い湯船へという急激な温度変化を伴う一連の流れは
血圧の急激な上昇や下降が引き起こされます(ヒートショック)。
ヒートショックは体に大きな負担をかけ、上記のような疾患へつながります。
また、寒さは免疫機能も低下させます。
「冷えは万病のもと」という言葉があるように
体温が1度下がると、免疫力は30~40%低下すると言われています。
免疫力が落ちることは、風邪をひきやすくなったり
多くの病気の根源につながっています。
寒い冬をいかに暖かく過ごすかが健康に暮らすための鍵となります。
それは家の断熱性能が大いに関わってきます。